アレルギー体質?アトピーなどの敏感肌はどうして起こる?

アレルギーやアトピー性皮膚炎に悩む人は年々増加傾向にあります。アトピーなどアレルギーによる敏感肌が起こる原因は、アレルギー体質だけではありません。そんなアトピー性皮膚炎を発症するメカニズムについてお話しします。

アトピー性皮膚炎の発症メカニズム

アトピー性皮膚炎というのは、アレルギー体質が遺伝して起こっているものと思われがちですが、実はそれだけではありません。

アトピー性皮膚炎を発症する要因には、

・アレルギーを引き起こす原因物質(アレルゲン)
・アレルギー体質
・肌のバリア機能の低下(敏感肌)

の3つがあります。この3つの要因が重なることでアトピー性皮膚炎を発症します。

この3つの要因について詳しく説明していきます。

アレルギーを引き起こす原因物質(アレルゲン)

アレルギーを引き起こす原因物質(アレルゲン)というのは、ほこりやダニ、花粉、食べ物、金属など。
人によって、どのアレルゲンによってアレルギーを引き起こすかは違がいます。
なるべく、アレルギーを引き起こす原因物質をみが起こる原因を体に取り込まないようにすることが必要です。

しかし、食べ物などは食べないようにすることで、アレルギーを抑えることはできますが、
ほこりやダニ、花粉など、空気中に存在するものを避けるというのは難しく、アレルゲンを完全に取り除くことはできません。

アレルギー体質

アトピー性皮膚炎や花粉症などのアレルギーを引き起こす要因として、アレルギー体質があります。
アレルギー体質というのは体の免疫細胞が大きく影響しています。

体の免疫細胞には「ウイルスに反応する免疫細胞(Th1)」と「アレルギーに反応する免疫細胞(Th2)」があります。
アレルギーに反応する免疫細胞(Th2)が増えることで、体内の入ってきたアレルゲンに対して過剰に体が反応して、
アレルギーを引き起してしまいます。

現代人は、昔と比べて生活環境や衛生環境が良くなったことで、乳幼児期にアレルゲンとの感染する機会が減ったことで、
免疫機能の発達が未熟なため、免疫バランスが崩れやすく、アレルギー体質になりすいという仮説があります。

アレルギー体質の人は、体内の免疫細胞のバランスが乱れ、アレルギーに反応する免疫細胞が多い状態です。
体の免疫細胞のバランスは、バランスの摂れた食事や、生活環境によっても改善することができます。

肌のバリア機能の低下(敏感肌)

敏感肌というのは、肌のバリア機能が低下している状態です。
肌のバリア機能が低下していると、肌の水分は蒸発しやすく、外からのアレルゲンなどの外的刺激が皮膚の中に侵入しやすくなります。
そうなると、肌は乾燥し、アレルゲンが侵入することによって、カサカサかゆみなどのアトピー性皮膚炎の症状が起こりやすくなります。

最近では、大人になってからアトピーを発症する人が増えていますが、
食生活や生活習慣の乱れ、ストレスなどによって、免疫力が低下しアレルギー体質に傾き、敏感肌になっていることと重なっていることが原因です。

体の内側と外側、両方のケアが大切

アトピー性皮膚炎は3つの要因が重なることで発症します。
アレルゲンを取り除くことは難しいですが、アレルギー体質と敏感肌は毎日の生活習慣・スキンケアで改善することはできます。

アレルギーによる肌の症状は、薬を使って一時的に抑えることはできますが、薬で体質が改善されることはありません。
だからこそ、体の内側からは、体の免疫力をつける食生活、生活習慣を心がけ、体の外側からは敏感肌にならないように、毎日のスキンケアでしっかりと肌を守りながら肌本来の力を育てることが大切です。

敏感肌の顔がかゆくなる原因はアレルギー?スキンケア対策は?

敏感肌で起こる肌トラブルのひとつに「顔のかゆみ」があります。顔のかゆみが起こる原因には、敏感肌や乾燥肌といったことも関係していますが、アレルギーによるものが多いです。アレルギーによる敏感肌の顔のかゆみを改善するスキンケアとは?

敏感肌の顔のかゆみの原因は?

敏感肌の人は、体だけでなく顔のかゆみを感じることがあります。まずは、敏感肌の顔のかゆみが起こる原因についてお話しします。何が原因で顔のかゆみが起こっているのかを知って、それに合わせたスキンケアや対策をしていく必要があります。

アレルギーによる敏感肌の顔のかゆみ

顔のかゆみが起こる原因で、一番多いのがアレルギーです。特に花粉などのアレルギー物質が多く飛散する春先は、アレルギーによる顔のかゆみが起こりやすくなります。

アレルギーによる顔のかゆみはの原因は一つだけではありません。アレルギーを起こす原因には、花粉以外にも、食べ物や猫、ほこりなど様々です。アレルギーは体内に取り込まれると起こると思いがちですが、肌に触れただけでも肌自体がアレルギー反応を起こしてかゆみを起こします。

アレルギーによるかゆみで大事なのは、何が原因でアレルギー反応を起こしているのかを知ることで、アレルギーに触れないようにすることです。アレルギーは体質改善や、体の免疫力を向上することで緩和することはできますが、完全に完治することは難しいといわれています。

汗による敏感肌の顔のかゆみ

敏感肌の顔のかゆみが起こる原因に「汗」があります。汗がどうして顔のかゆみにつながるのでしょうか?

人の肌の上には必ず菌が棲んでいます。実はこの菌には、腸内環境と同じように善玉菌と悪玉菌がいて、バランス保ちながら棲んでいます。しかし、その菌のバランスが崩れることでかゆみなどの症状が起こるのですが、その原因が「汗」なのです。

汗には皮脂が含まれているのですが、この皮脂は空気に触れることによって酸化します。汗が酸化することで起きるのが肌の性質変化です。肌は通常は弱酸性なのですが、酸化した皮脂が肌につくことで肌がアルカリ性に変わります。肌がアルカリ性になると、肌にいる菌のバランスが崩れ、敏感肌なるのです。敏感肌はちょっとした刺激でも過剰に反応をしてかゆみなどの症状を起こしやすなります。

汗をかくことは体に悪いことではないので、汗をかいたら参加してしまう前にすぐにふき取るようにしましょう。

ストレスによる敏感肌の顔のかゆみ

顔のかゆみの原因として、あまり知られていないのがストレスです。ストレスは体全体のバランスを崩してしまうだけでなく、体にさまざまな不調をおこしやすくします。うつ病など精神的な症状が出ることもあれば、体が痛くなったり、かゆみを感じたりということも起こります。

敏感肌のスキンケア対策は保湿

顔のかゆみを起こす原因にはアレルギーや汗、ストレスなどがあるとお伝えしましたが、そういった原因からかゆみを起こしやすくする原因のひとつに「乾燥」があります。肌は乾燥してる状態になると、外部からの刺激から肌を保護しているバリア機能が低下します。そのため、外からの刺激をうけやすくなり、かゆみに繋がっていくのです。

また、顔のかゆみを感じて、顔をかいてしまうと、肌を傷つけてしいます。肌に傷がつくとそこから肌の水分が逃げて、より肌が乾燥してしまいます。敏感肌の場合は、もともと肌のバリア機能が低下していて、ちょっとしたことでも、刺激になり肌も乾燥しやすくなっています。敏感肌と乾燥の相乗効果でよりかゆみを感じやすくしてしまっている状態です。

保湿ケアをすることが、肌のバリア機能を助けてくれ、アレルギーなどの外的刺激から肌を守り、かゆみなどの症状を改善することができます。敏感肌やアレルギーからの肌の乾燥や顔のかゆみは、毎日の保湿スキンケアで対策していきましょう。乾燥肌のスキンケア対策については、乾燥肌の顔のかゆみを軽減するスキンケアに関する情報サイトをご覧ください。

敏感肌のスキンケア!毎日の紫外線対策には日焼け止め選びが大切!

敏感肌とはちょっとした刺激にも肌が敏感に反応して肌トラブルを起こす状態です。その原因の一つに紫外線があります。紫外線に当たると肌の角質層が厚く硬くなり、乾燥し、新陳代謝を悪くします。また、日焼けは肌が炎症反応を起こし角質層の破壊につながります。そういった肌状態だと、セラミドが減り、肌のバリア機能が低下し、肌が健康な皮膚を作りだすことができにくくなり、肌トラブルを起こしやすくなっています。

敏感肌のスキンケアは日焼け止め選びが大切

敏感肌のスキンケアにとって重要なのが紫外線対策です。紫外線は雨や曇りなどの天気に関係なく毎日降り注いでいます。だから、毎日の紫外線対策のスキンケアが必要になります。紫外線対策には必要不可欠な日焼け止めは選び方を間違えると逆に肌トラブルを起こしてしまいます。敏感肌にとって毎日使うものはなるべく肌への負担が少ないものを選ぶ必要があります。そんな、敏感肌の紫外線対策スキンケアで必要な日焼け止めの選び方とは?

敏感肌のスキンケア、日焼け止め選びのポイント

敏感肌のスキンケアで必要な日焼け止め選びのポイントは以下の3つです。

・ ノンケミカルタイプを選ぶ
・SPF30/PA++程度のものを選ぶ
・肌への刺激が少ないものを選ぶ

ノンケミカルタイプを選ぶ

敏感肌の方は、日焼け止めに含まれる「紫外線吸収剤」が刺激となり肌トラブルを起こすことがあります。そのため、紫外線吸収剤不使用を意味する「ノンケミカル」や「ケミカルフリー」、「吸収剤フリー」といった日焼け止めを選ぶようにしましょう。ノンケミカルの製品には紫外線吸収剤の代わりに「紫外線散乱剤」というのが含まれていて、紫外線を反射、散乱させることで物理的に遮断し日焼けから守ってくれます。

日焼け止めに使われるている成分表示名

紫外線散乱剤:酸化チタン、酸化亜鉛など。

紫外線吸収剤:メトキシケイヒ酸エチルヘキシル、ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル、オキシベンゾン-3など。

SPF30/PA++程度のものを選ぶ

日焼け止めには、UVカット効果の強さを「SPF」と「PA」という値で示しています。

SPF:日焼けやシミを引き起こす紫外線B波を防ぐ効果の高さ
PA:シワやたるみの原因となる紫外線A波を防ぐ効果の高さ

これらの数字が高いほど紫外線ケア効果も高くなります。しかし、SPFもPAも高ければいいというわけではなく、値が高くなると肌への負担も大きくなります。強力な日焼け止めを毎日使用し続けると肌は荒れやすくなり、敏感肌を守るどころか悪化させてしまいます。

敏感肌の方はSPFは「SPF30以内」、PAは「PA+++以内」のものを選びましょう。通勤や通学などの日常生活ではSPF10~20、PA++程度でも、十分紫外線を防ぐことができます。レジャーシーンなど紫外線を長時間浴びるないといけないときは、日焼け止めをこまめに塗り直しながら、日傘や帽子・UVカット用品などと併せて紫外線対策をしましょう。

肌への刺激が少ないものを選ぶ

日焼け止めは毎日使うものなので敏感肌の方は特に肌への刺激が少ないものをびましょう。紫外線吸収剤不使用のノンケミカルのものを選ぶのはもちろんですが、それ以外の肌への刺激になりやすい成分、

・合成界面活性剤
・添加物
・エタノール
・合成着色料

などの成分はなるべく含まれていないものか、配合量が少ないものを選ぶようにしましょう。今まで日焼け止めや化粧品で肌が荒れてしまったことがある方は、どの成分で肌が荒れてしまったのかを知るためにも一度、使っている成分を確認してみてください。

毎日の敏感肌のスキンケアは肌に優しいもものを

敏感肌にとって毎日のスキンケアで使うものは、肌を守るために必要なものですが、逆に肌への負担を与えてしまうものを選んでしまうと、毎日肌はダメージを受けてしまいます。だから、敏感肌にとって毎日使うものは肌への刺激が少ないものを選ぶようにしましょう。
日焼け止めでおすすめなのは、合成界面活性剤が含まれていないパウダータイプやスプレータイプ、ノンケミカルのアイテムが充実しているミルクタイプをおすすめします。

敏感肌の季節別スキンケア術!

敏感肌は季節の変わり目になりやすく、気候の変化で、体調が崩れることも大きな原因です。季節に合わせたスキンケア術をしって、季節の変わり目でも、アレルギーや刺激に負けない肌を手に入れましょう!

季節別!敏感肌のスキンケア術

春の敏感肌のスキンケア術「飛散物に注意」

気候的には過ごしやすい春ですが、春に花粉という敏感肌にとってはつらい季節です。また、春は風が強く、花粉以外にも黄砂やPM2.5などの飛散物が空気中を舞っています。飛散物が、鼻や目、喉などから粘膜に付着することで、体は免疫力を働かせます。免疫が過剰に反応することで敏感肌になってしまいます。

春の敏感肌のスキンケア術は

・外出時はマスクやメガネなどで飛散物から肌や粘膜を守る
・こまめにうがい手洗いをする
・空気清浄機などで空気の浄化を行う
・加湿器で適度な湿度を保つ

などです。これをするだけでも、敏感肌になりやすい方には効果抜群です。

夏の敏感肌のスキンケア術「油断は禁物」

夏は他の季節に比べ乾燥しにくく、敏感肌の症状も出にくい季節です。しかし、油断は禁物。夏にスキンケアをサボっていると、そのしわ寄せは必ず次の秋に来ます。夏は敏感肌予防とのスキンケアが必要です。

夏の敏感肌のスキンケア術は

・紫外線吸収剤の入っていない日焼け止めでの紫外線対策
・汗をかいたらふき取る
・洗顔のしすぎに注意

などです。夏の日焼け対策は必須ですが、刺激が強い日焼け止めは肌への負担となります。日常生活では敏感肌用の日焼け止めでも十分に紫外線はブロックできます。そして、汗をかいたら必ず拭き取るようにしましょう。汗には皮脂の老廃物もたくさん含まれていて、そのまま放っておくと毛穴の詰まりや、ターンオーバーの乱れにも繋がります。夏場は汗をかきやすい季節ですが、だからといって何度も洗顔を行うのはNGです。洗い過ぎは肌に必要な皮脂や水分を奪ってしまい、肌のバリア機能を低下させてしまう可能性があります。洗顔の後は必ず保湿を行なう事を忘れないようにしましょ。夏から秋にかけては気温だけでなく湿度の変わる時期なので、敏感肌の肌が乱れやすくなる時期です。夏のうちにしっかり肌のバリア機能を正常にして、敏感肌予防をしておきましょう。

秋の敏感肌のスキンケア術「気温の変化・乾燥に注意」

秋は夏の照りつけていた日射しとは打って変わり、気温の変化も激しくなり、日射時間も減ります。それと同時に乾燥しやすくなり、肌にとってもダメージが出やすい時期です。服にも衣替えがあるように、夏から秋変わる時期には、肌にも衣替えが必要になります。秋の敏感肌のスキンケア術としては、夏のスキンケアを少しずつ変化させていくことです。

・体を温める食事を取る
・便秘に注意する
・化粧品は低刺激で保湿力の高いものに変える
・入浴は湯船につかり汗を出すようにする

秋の敏感肌には、体の内側を意識することが最も効果的です。肌は毎日変化しているという意識を持ってしっかりとスキンケアを行うことが大切です。

冬の敏感肌のスキンケア術「保湿、保湿、保湿」

冬はとにかく保湿ケアが大切です。冬の寒さや空気の乾燥は敏感肌にとって大敵です。冬は、健康な肌の人でも乾燥肌にしてしまうほどの破壊力があります。肌の乾燥は敏感肌にとってもっともダメージとなるので、冬は何よりも保湿が第一です。

冬の敏感肌のスキンケア術に必要な保湿成分には

・ワセリン
・セラミド
・尿素
・ヘパリン類似物質

などがあります。「ワセリン」は皮膚の表面に油脂性の膜を作り、水分の蒸発を防ぐ働きがあります。刺激が少なく、保湿効果も高い優れもので軽度のアトピーの保湿剤としても使われています。「セラミド」は角質の水分保持に重要な役割を果たす細胞間脂質物質の一種で、保湿効果と皮膚に柔軟性を与えてくれます。「尿素」は体内の水分を角質層に取り込み、角質の硬い部分を取り去ってくれる働きを持ちます。配合量が2種類存在していて、高いと保湿効果は高いですが、刺激を感じる事もあるので使用には注意が必要です。「ヘパリン類似物質」は角質の水分含有量を増加させ、皮膚の潤いを保ってくます。また、血行を良くする働きも持っています。

冬の敏感肌のスキンケアには、肌の水分を逃がさない保湿ケアが大切です。

敏感肌のスキンケア術「紫外線対策は毎日」

紫外線は曇りや雨といった天気でも、毎日降り注いでいます。そのため、敏感肌にとって紫外線対策は季節に関係なく毎日行う必要があります。ただし、日焼け止めに含まれている紫外線吸収剤は刺激になるので、紫外線吸収剤不使用の日焼け止めを使うようにしましょう。

敏感肌のスキンケア、肌が持つ本来の機能・役割とは?

肌が持っている機能と役割が弱ってしまうこで、アレルギーや敏感肌などが起こりやすくなっていまいます。では、肌が持つ本来の役割と機能を知っていますか?敏感肌のスキンケアの基本「肌の機能・肌の役割」についてお話しします。

肌の機能・肌の役割

敏感肌のスキンケアをするまえに「肌の機能・肌の役割」について知っていますか?

意外に複雑な肌のしくみ

私たちの体全体を包んでいる肌は、大人では1.6㎡もの面積になります。そんな肌の構造は、外側から順に、「表皮」「真皮」「皮下組織」と、層のようになっています。肌の内部には血管・リンパ管や神経系、皮脂腺・汗腺などの付属器があり、それぞれが関連して働いています。

体を守る肌の機能

肌には、2つの大きな役割があります。

・外からくる有害な刺激から体を保護すること
・体内の環境を一定に調節すること

2つの役割をする肌の機能について説明します。

物理化防衛機能

表皮の一番外側にある角層は、熱、光、化学物質、病原体など、物理的な刺激から守る機能(バリア機能)を果たしています。また、真皮やその下の皮下組織は、外側からの力が直接内部にまで及ばないようにクッションの役割を果たしています。

保湿機能

表皮の一番外側にある角層には、皮膚の水分をキープする水分保持機能と、人体内部の水分が失われないようにする水分バリア機能があります。角質層の水分が少なくなると、角質層がボロボロになり乾燥し、外からの刺激を受けやすい敏感肌になりやすくなります。

体温調節機能

肌は、熱くなると汗をかいて体を冷まし、寒くなると毛細血管の収縮して体温を上げたりと、調節しながら、私たちの体温を一定に保つ働きをしています。

分泌物排泄機能用

肌は、汗腺から汗を、皮脂腺から皮脂を、というように分泌物を排泄する機能があります。汗には体温調節機能があり、皮脂には細菌の増加や感染を防ぐ不飽和脂肪酸が含まれています。

その他の機能

肌には、上記以外にも紫外線防御、抗酸化、免疫、知覚、吸収、皮膚呼吸、感情伝達、ビタミンDの生合成など、さまざまな機能があります。

肌のバリア機能、表皮と角質

私たちの肌の一番外側にあるのが表皮で厚さは平均約0.2mmです。足の裏などは厚く、まぶたなどよく動く部分は薄いのが特徴です。表皮は、4つの層からできていて、一番外側の「角層(かくそう)」はバリア機能、その次に、紫外線から肌を守る「顆粒層(かりゅうそう)」栄養を補給する「有棘層(ゆうきょくそう)」、新しい表皮細胞を生み出す「基底層(きていそう)」の順となっています。

敏感肌に大切なのは肌のバリア機能

表皮の一番外側にある角層は、角質細胞が重なってできています。その厚さはわずか約0.02mmで、とても薄い膜ですが、バリア機能と保湿機能という、私たちの体にとって、とても重要な働きをしています。

角層のバリア機能には2つあり、

・外からの刺激(紫外線・ほこり・菌など)が、体内に入らないようにします。
・体の内側にある水分の蒸散を防いで、体を乾燥から守ります。

角層には約20~30%の水分が含まれていて、保湿機能によって潤いを保っています。この角層のバリア機能が敏感肌にとってはとても重要なのです。

肌の機能を再生するターンオーバー

私たちの表皮は、絶えず生まれ変わり新しいものに入れ替わっているのです。それをターンオーバーといいます。角質層で肌の細胞がたえず入れ替わることで、私たちの肌は潤いのある健康な状態が保たれます。また、肌が傷ついても、やがてかさぶたとなってはがれ落ち、きれいな肌に生まれ変われるのも、ターンオーバーがあるおかげです。

たえず繰り返しているターンオーバーの正常な周期は、およそ4~8週間日程度ですが、ターンオーバーが進むスピードには個人差があり、同じ人の肌でも、体の部位によっても異なります。また、年齢によってもターンオーバーの周期は変わります。肌にできた傷が若いころと比べて治りにくくなったということはありませんか?これは、年齢を重ねることで、ターンオーバーの周期が遅くなるためです。

ターンオーバーの機能が低下すると、しみやくすみなどの肌トラブルが起こりやすくなります。また、水分保湿機能も低下するので肌が乾燥しやすくなり、外部からの刺激も受けやすくなることで敏感肌になりやすくなってしまうのです。一度敏感肌になってしまうと、なかなか正常な肌には戻りにくくなるため、毎日のスキンケアで体の外と内から、できるだけ早く、有効な対策をしていく必要があります。

まずは、肌が本来持って生きる役割や機能を理解することで、敏感肌にさせない肌本来の力を取り戻すように心がけることが必要です。

アレルギー性敏感肌と敏感肌の違い!その違いでスキンケアが変わる!

「ちょっとした刺激に反応して痛みやかゆみを感じるという」ということから、同じようなものとして考えてしまいがちなの「アレルギー性敏感肌(アトピー性皮膚炎等)」と「敏感肌」。その違いで選ぶ化粧品やスキンケアも変わります。アレルギー性敏感肌と敏感肌の正しい違いとは?

アレルギー性敏感肌と敏感肌の違いとは?

アレルギー性敏感肌と敏感肌はどんなことが共通していて、どんなことが何が違うのか?これを知っているだけで選ぶ化粧品やスキンケアの方法も変わります。

・アレルギーだと思っていたら敏感肌だった
・敏感肌だと思っていたら実はアレルギーだった

ということはよくあるので、それぞれの違いを正しく知ることが大切です。

アレルギー性敏感肌とは?

アレルギー性敏感肌=免疫の異常

アレルギー性敏感肌というのは、ある特定の成分(=アレルゲン)に対して免疫システムが反応することで、かゆみや赤み腫れを引き起こしてしまう肌のことをいいます。

アレルギーの原因となる物質(=アレルゲン)は化学物質、花粉、ハウスダスト、ダニ、金属など、人によってさまざまで、何に対してアレルギー反応を起こしているのかを把握することが大切になります。

アレルギー性敏感肌の場合、アレルゲンにさえ接触しなければ普通の肌と同じなので普通の肌と変わりなくスキンケアができます。極端にいうと、化粧品の塗る量や塗り方など必要以上に気をつける必要もなく、美白やエイジングケアも刺激を心配することなく行うことができます。

敏感肌とは?

敏感肌=肌バリア機能の低下

敏感肌とは肌のバリア機能が低下している状態です。角質層に正常な厚みがなく、外部刺激から肌を守り肌内部の水分蒸発を防ぐバリア機能が非常に弱くなった肌のことです。肌のバリア機能が弱っている肌は、あらゆる外部刺激を受けやすく、かゆみや赤み、腫れを引き起こしてしまいます。そういった肌の状態を敏感肌といいます。

敏感肌は生まれつき角質層が薄い体質(アトピー性皮膚炎の人はこの傾向があります)が原因ということもあれば、乾燥肌が悪化したり、洗いすぎや皮膚を擦るなど、間違ったスキンケアが原因でなることもあります。

特定の成分であるアレルゲンに対してのみ反応するアレルギー性敏感肌と比べて、メイク、衣類、乾燥といった肌に触れる物による刺激はもちろん、体調不良やストレスなど精神的な影響にも敏感に反応してしまい、かゆみや腫れを引き起こしてしまう敏感肌のほうがやっかいかもしれません。

アレルギー性敏感肌と敏感肌を見分ける方法

アレルギー性敏感肌と敏感肌を見分ける方法ですが、以下のような症状がある場合は敏感肌である可能性が高いです。

・頬周辺にかゆみ、赤み、ヒリヒリ感を感じることが多い
・今まで使っていた化粧品が急に合わなくなってしまった
・季節や体調によって普段使っている基礎化粧品に刺激を感じることがある
・体には問題なく使えるのに、顔に塗るとかゆみやヒリヒリ感がある

逆に、以下のような症状がある場合はアレルギー性敏感肌である可能性が高いです。

・掻きむしるほど、あるいは眠れないほどのかゆみがある
・目のまわりや首まわりが赤くなったりかゆみがでる
・過去にアレルギー体質だといわれたことがある
・ひじやひざの内側に湿疹ができやすい

パッチテストでわかる肌荒れ・かぶれの原因

パッチテストを顔と体の2つの部位で行うことでもアレルギーによる反応なのか、敏感肌なのかを見分けることができます。パッチテストを実施して以下のことをチェックしてみましょう。

・体では問題ないのに顔に使うとかゆみや赤みが出る ⇒敏感肌の可能性あり。
・顔・体の両方にかゆみ赤みが出る ⇒アレルギー性敏感肌の可能性あり。

アレルギー性敏感肌の場合、特定のアレルゲン物質に対して免疫システムが反応するので、体のどの部分に触れてもかゆみや赤みがでてくるので顔だけアレルギー反応が起こるということはありません。
※化粧品にアレルゲンが含有されていないかぎりは顔に付けても体に付けてもアレルギー反応は起こりません。

一方の敏感肌は、顔は常に露出しているということや過度なスキンケアの影響もあって、顔のバリア機能だけ低下して敏感肌になっているというケースが多くあります。

パッチテストの必要性

パッチテストはその化粧品を使って肌に刺激がないか、レルギー反応が出ないかを調べるものです。多くの人はパッチテストをせずに新しい化粧品を使っています。しかし、敏感肌の人はそれではいけません。

例えば、制汗剤や日焼け止め、ミネラルファンデーションを使ったときに肌がかぶれたり、湿疹が出る場合、ただの「かぶれ(=接触性皮膚炎)」ではなく「金属アレルギー」の可能性があります。また、きちんと保湿ケアをしているのに肌の状態が全くよくならない、ニキビが改善しなかったのに、試しにアレルギーテストを受けてみたら、歯の詰め物が原因で全身型の金属アレルギーを引き起こしていたことがわかり、銀歯を取り除いたら、肌の状態が良くなったという話は珍しくありません。

パッチテストをしていれば、もっと早くにわかっていたのにというケースは多くあります。なので、慢性的に肌の状態がよくないという人は、アレルギーの有無は絶対に調べるようにしましょう。

敏感肌が及ぼす肌への影響

ここまでアレルギー性敏感肌と敏感肌の違いについてお話してきましたが、この2つの肌トラブルは違うものではありますが、どちらか一方の肌トラブルが発生するともう片方にも影響を及ぼす可能性が高いという関係性があります。

例えば、アレルギー反応によるかゆみで、肌を掻きむしってしまうと肌のバリア機能が壊してしまい敏感肌になることがあります。また、敏感肌も肌のバリア機能が弱った状態で、さまざまな外部刺激に長い間さらされて肌内部に侵入されているうちに、免疫が反応するようになり、アレルギーを発症することがあります。

アレルギー性敏感肌は「免疫システム」に、敏感肌は「肌のバリア機能の低下」に問題があるという違いはあっても、互いに影響を与えやすい肌トラブルであることには違いありません。アレルギーなどにも負けない、肌本来がもっている力を引き出すスキンケアが大切です。まずは敏感肌にさせない毎日のスキンケアを始めましょう。

敏感肌にさせない!スキンケアの常識Q&A【クレンジング・洗顔編】

敏感肌にさせない、健康で美しい肌を作るには毎日のスキンケアの積み重ねが大切です!肌トラブルの原因は「肌の汚れ」。1日の肌に溜まった汚れを落とすクレンジングや洗顔についてのスキンケアの基礎問題【クレンジング・洗顔編】にあなたはいくつ答えられますか?

クレンジング編

1日の汚れた素肌をリセット!1日の汚れやメイクをしっかり落とすにはクレンジングが重要になります!正しいクレン方法をマスターしましょう。

①自分の肌に合うクレンジングの選び方は?

A:メイクの濃さとかけられる時間で選びましょう
オイルタイプはメイクが濃い、軽いメイクのときはミルクタイプ、時間をかけてゆっくり落としたい人はクリームタイプ、油分が苦手な人はリキッドなど、メイクの濃さやクレンジングにかけれる時間、使い心地や洗い上がりの好みで選びましょう。また、メイクを落とす力の強いものは刺激が強いので、敏感肌の方は避けましょう。

②塗れた手で使うとどうなるの?

A:メイクを落とす力が落ちる
乾いた手で使うクレンジング剤は水分が加わることで乳化し、クレンジング剤自体が薄まってしまうので、メイクを落とす力が落ちてしまします。

③オイルクレンジングは肌に負担がかかるのは本当?

A:肌が乾燥する可能性があります
オイルタイプは界面活性剤が多く含まれ、肌への負担が大きいといわれています。最近では、良質なオイルを使っているものもあるので一概には言えないのが現状です。ただ、洗浄力が強い分、肌が乾燥しやすくなる可能性があります。心配なら、メイクの濃さに合わせて使い分けをするなど、自分の肌質に合わせて選びましょう。

④メイクを落とすのは何分ぐらい?

A:時間ではありません
メイクの濃さやタイプによって変わるので、時間を決めるのは危険です。メイクはゴシゴシ落とすのではなく、肌をなでるような優しいタッチで、メイクを浮かすように丁寧にクレンジングをしましょう。

クレンジングの仕方
オイルやリキッドタイプは、適量を顔にのばし、頬、額、あごにそれぞれ内から外へ3~5回くるくると円を描くようにします。このとき摩擦は厳禁です。

ミルクやクリームタイプは、指の腹を使って優しくくるくるとなじませて、ファンデーションの色がクレンジングに溶けだしたらOKです。

⑤BBクリームの時もクレンジングは必要?

A:基本的には必要です
BBクリームにも、スキンクリームに近いものからファンデーションに近いものまでいろいろありますが、肌に色がついた時点でクレンジングは必要です!

⑥オイルクレンジングで毛穴のザラつきは取れる?

A:続ければ取れる
最近のクレンジングオイルには、角栓を溶かす効果のあるものがおおいので、小鼻や頬など、気になる部分はくるくるとマッサージをしましょう。ただし、やりすぎると皮がむけたりなどのダメージの原因になるので注意が必要です。

⑦ポイントメイクリムーバーは使うべき?

A:使うべきです
汚れを広げないために、目元の汚れは目元で、口元の汚れは口元で完結させるのが鉄則です。

⑧アイメイクの落とし方は?

A:コットンと綿棒を使いましょう
目元はとくにデリケートな部分です。できるだけ摩擦などの刺激を与えないように、コットンと綿棒を使って丁寧に落としましょう。専用リムーバーを使うのもおすすめです。

アイメイクの落とし方
①コットンの中央に、ポイントメイクリムーバーを帯状に浸します。肌の刺激にならないように量はたっぷりめにしましょう。
②コットンを半分に折り、まつ毛をつまんで10~20秒なじませたら、力を抜いて毛先に向かって滑らせます。
③コットンを折りたたみ、きれいな面を使って下まぶたについたアイラインやアイシャドーの汚れを拭き取ります。
④綿棒をリムーバーに浸して、取り切れないインサイドラインやマスカラを落とします。こすらずに転がすのがコツです。

⑨量を増やせばクレンジング力は上がる?

A:上がりません
クレンジングにはそれぞれ「適量」が設定されています。その量を守ることで肌に負担をかけずにメイクを落とすことができます。量が多すぎると、クレンジング剤を流しきれずに肌トラブルになる可能性もあります。

⑩ふき取りタイプってちゃんと落ちるの?

A:落ちています
同じ面でゴシゴシふかずに、いつもコットンのきキレイな面を使ってふき取れば、汚れがきちんと落ちているのかがわかります。ふき取りタイプは洗い流す必要がないので、疲れているときにはおすすめですが、髪の毛の生え際など落とし忘れのないように注意しましょう。

⑪メイクが色素沈着するって本当?

A:しません
肌に残ったメイクが刺激となって炎症を起こして色素沈着することはありますが、メイクの色素がそのまま沈着することはありません。

洗顔編

正しく洗えているかいないかで素肌に歴然の差がでます!正しい洗顔方法をマスターしましょう。

①ダブル洗顔不要のクレンジング。洗顔はしなくていいの?

A:してはいけません
ダブル洗顔不要ということは、それだけ洗浄力が強いということです。さらに洗顔をすると必要な潤いまで奪ってしまう可能性があるので、しないほうが無難です。

②洗い流すのに保湿効果があるって?

A:バリア機能の低下を軽減
洗顔料やクレンジング剤に含まれる美容成分には、肌のうるおい成分の減少を抑え、次に肌に入る保湿成分などの浸透を助ける働きがあります。

③洗顔料はどう選べばいい?

A:使いやすいものを
泡立てが苦手な人は泡が出てくるタイプ、お風呂で使うなら溶け崩れのないフォームタイプなど、使いやすさで選びましょう。形状による洗浄力や保湿力の違いはほとんどないので自分が使いやすいものを選びましょう。

④朝も洗顔は必要?

A:必要です
朝起きた肌には、皮脂や前夜のスキンケアの油分に加えて、寝ている間にほこりやダニがついています。乾燥肌の人でも朝の泡洗顔は必要です。前日の油分を持ち越さないためにも、朝もしっかり洗顔をしましょう。

⑤正しい泡立て方は?

A:ボウルと泡立て器のイメージを
洗顔は泡で汚れを浮き上がらせるので、しっかり泡立てることが重要です。細かく弾力のある泡をつくるには、清潔な手で時間をかけて丁寧に泡をつくりましょう。決して顔の上で泡立てようとしないようにしましょう。

洗顔の泡立て方
①まずは手をきれいに洗いましょう。手が汚いと泡立たないうえに雑菌だらけの泡になってしまいます

②洗顔料を適量取ったら、一度に水を加えるのではなく少しずつ加えていきましょう。
③洗顔料をのせた手を丸めて、もう片方の手をたてて泡だて器のようにシャカシャカと混ぜます。
④水を加えて混ぜるを繰り返して、ピンピン玉2個分の泡を作ります。水が多いとへたりやすくなるので、水加減も慣れていきましょう。

⑥気が付くとゴシゴシしてます

A:時間がなくてもゴシゴシはやめましょう
早くメイクを落としたい気持ちはわかります。仕事から帰ってきて方に力がはいったまま洗うと、ゴシゴシとこすってしまいがちになります。ゴシゴシは肌への負担になります。洗顔は肩の力を抜いてリラックスして行いましょう。

⑦やさしくってどれぐらい?

A:手が肌に触れないぐらい
洗顔は手ではなく泡で洗うものです。しっかりと泡立てたら、泡を転がすように手を動かします。手は肌に触れていなくても、汚れはしっかり落ちています。

洗顔の仕方
たっぷりの泡を顔全体に広げましょう。決してこすらずに、指の腹で転がすように洗いましょう。小鼻やあご先など、ザラつきがきになる部分は、鼻筋を横に少し倒して指先をくるくるとマッサージするように洗いましょう。

⑧炭酸・酵素・普通の洗顔の違いは?

A:炭酸は血行促進、酵素は毛穴汚れに効果的です
炭酸の泡は毛細血管に働きかけ、血行を促す効果があるのでくすみが気になる人におすすめです。酵素はたんぱく汚れを分解するので角栓などの毛穴悩みが気になる人におすすめです。

⑨キュキュッとした洗い上がりはいいの?

A:気にしなくて大丈夫
あくまで洗い上がりの質感の問題です。つっぱり感を感じないのであれば気にしなくて大丈夫です。ただしどんな洗い上がりでも洗顔後の保湿は重要です。

⑩手とシャワーどっちで洗い流すべき?

A:基本は手で流しましょう
シャワーは体に合わせて温度調節しているので、少し熱くなりがちです。温度が高いと皮脂が流れやすくなるので、人肌程度のぬるま湯を手に取って洗い流しましょう。シャワーで洗い流す場合は水圧などにも注意しましょう。

⑪顔のどこから洗うべき?

A:Tゾーンです
皮脂の量が多いTゾーンやあご先から洗いましょう。乾燥が気になりやすい頬は残りの泡をのばす程度で十分です。洗い過ぎは乾燥の原因になるのでNGです。

肌の汚れをきちんと落とすスキンケア

クレンジングや洗顔で重要なことは肌の汚れをきちんと落とすことです。汚れが落ちてない状態で、次のステップのスキンケアをすると、美容成分の浸透の妨げになります。また、残っている汚れが原因で肌トラブルを招いてしまいます。ただし、しっかり洗おうとゴシゴシこするように洗うのはやめましょう。肌を刺激し、肌バリアを壊してしまいます。やさしいクレンジング、やさしい洗顔をしましょう。

敏感肌にさせない!スキンケアの常識Q&A【化粧水編】

敏感肌にさせない、健康で美しい肌を作るには毎日のスキンケアの積み重ねが大切です!スキンケアの基本は保湿です。その保湿化粧品の主になる化粧水についてのスキンケアの基礎問題【化粧水編】にあなたはいくつ答えられますか?

化粧水編

スキンケアの基本といわれる化粧水について、しっかり攻略しましょう。

①自分に合った化粧水はどう見つける?

A:1に機能、2に感触!
保湿なのか、美白なのか、毛穴対策なのか、まずは化粧水にどんな機能を求めるかが最優先です。それさえはっきりしていれば、あとは好きなテクスチャーで選んで大丈夫です。化粧水だけですぺての悩みを解消しようとするのではなく、あくまで肌を耕すものと心得ましょう。

②コットンは使ってはいけないの?

A:シャバシャバ系はコットン、とろみ系は手
どちらでつけたからといって効果が変わるわけではないので、たれやすいシャバシャバ系の化粧水はコットン、コットンになじみにくいとろみ系は手、というように、使いやすいようにしましょう。ただし、コットンで肌をこすると刺激になるので、優しく使いましょう。

③パッティングの正しいやり方は?

A:下から上へやさしく
毛穴は下を向いているので、そこに入れ込むように下から上へしましょう。決してこすらず風を送るようにやさしく入れ込んでください。水分を抱えて肌がひんやりしたら完了です。

コットンなら
中指と薬指で挟み込み、下から上へ風を送るようにパッティング。たたくのではなく、手首のスナップでやさしく行います。

手なら
余分な力が入らないように、左側は右手、右側は左手で、指の面で軽く触れるように小刻みパッティングを行います。

④肌にすべらせるのとハンドプレス、どちらがいい?

A:どちらもやりましょう
のばすだけでは浸透しないし、プレスばかりするとムラづきになる可能性もあるので、まず顔全体にくまなくのばし、その後手のひらで押し込むようにプレスをします。この2段づけで、潤いが肌のすみずみまで浸透します。

手のひらに化粧水をのばしたら、手のひら全体を顔にそわせるようにとを外へ滑らせてムラなく広げます。顔全体に塗り広げたら、体温を肌の奥へ届けるようにじっくりハンドプレスをしましょう。乾燥しやすい頬は念入りに行いましょう。

⑤パッティングはするほど効果がある?

A:回数は関係ありません
100回パッティングすることが流行ったこともありますが、パッティングを繰り返すと化粧水が気化して逆に乾燥してしまうことがあるうえ、コットンも毛羽立って肌への刺激になってしまいます。コットンがぬれているうちにやめるようにしましょう。

⑥化粧水、化粧液、トナーの違いは?

A:各メーカによる呼び方の違いです。
これと言って厳密な決まりがなく、メーカーによって異なります。一般的にはトナーは肌を清潔にするもの、化粧液は化粧水+アルファの働きを持ったものと解釈されることが多いですが、これも一概には言えません。それぞれの使い方を理解したうえで選ぶようにしましょう。

⑦コットンの選び方を教えて

A:大判で毛羽立ちの少ないものを
大きめで厚みのあるもののほうが、たっぷり化粧水を含むので効率的にお手入れができます。素材にはそこまでこだわらず、肌触りのよさと毛羽立ちの少なさで選ぶことがおすすめです。手の大きさに合わせて持ちやすいサイズのものや、裂けるタイプはコットンマスクにも使いやすいのでおすすめです。

⑧化粧水は冷やすと効果は変わるの?

A:変わりません
肌への感触が変わるだけ、化粧水としての効果は全く変わりません。温度変化に弱い成分もあるので、説明書通りに保管しましょう。お風呂上がりの肌には気持ちいいのはわかりますが、常温の方が肌へのなじみがいいのでそのまま使うほうがいいでしょう。

⑨とろみ系、シャバシャバ、保湿力違いは?

A:ありません
よくある「しっとりタイプ」と「さっぱりタイプ」の違いは、あくまで質感の違いです。肌への保湿効果は変わらないものが多いので、肌なじみがいいものを使うことが保湿力アップのポイントです。

⑩ふき取り化粧水って、何をふき取るの?

A:洗顔では取りきれない汚れです
毛穴の詰まりや不要な角質を、やさしく取り去るためのものです。毛穴が詰まりやすい人、ごわつきやくすみが気になる人は取り入れてみましょう。メーカーによっても違いますが、基本は毎日使っても大丈夫なものです。

⑪高いものと安いもの、何が違うの?

A:技術や成分が違います
どちらがいい、悪いということではないのですが、最先端の技術を用いた処方であったり、希少な成分が配合されている、などの理由で値段が高くなっている場合があり、浸
透力を上げるために、成分の分子を細かくしていることもあります。また、高いものは潤いの持続効果が8時間、12時間など、長くキープできることも確認されています。

⑫収れん化粧水って、なに?

A:肌を引き締めるものです
乳液の後に使用するものです。肌(毛穴)を引き締める効果があり、同時に肌をひんやりさせる効果もあります。朝のメイク前に使用すると、テカリが気にならなくなったり、メ
イクくずれの防止にもなります!Tゾーンだけなど、部分使いもおすすめです。

⑬肌に負担がかからないつけ方は?

A:摩擦厳禁!
力を入れて引っぱったりこすったり、摩擦を起こさないことがなにより大事です。これはコットンでつける時も手でつける時も、絶対に守ってほしいポイントです。摩擦は肌バリアを傷つけたり、色素沈着の原因になるので、優しく肌に触れましょう。

強く、こするはNG!
皮膚がよれるほど、ぐっと引っぱるのはNGです。鏡を見ながら、自分のタッチが強すぎないかチェックしながらお手入れをしましょう。

⑭ローションパックと普通につける違いは?

A:保水力が違います!
コットンで肌を密閉しながら水分を肌にチャージできるローションパックは、肌の表面の角質層が、手でつけるよりも水分をより吸収できるという利点があります。ただし、コットンが乾くと肌の水分が逆に取られてしまうので、乾いたらそのままにせずにはずすか、化粧水をつけ足しましょう。

⑮化粧水で保湿が完了したサインは?

A:指先が吸いついたら完了
指先が肌に軽く吸いつくような感覚があれば、次のステップヘいきましょう。ただし、化粧水だけで完壁に潤わせなくていいんです。そのあと美容液や乳液を重ね、スキンケアを最後までした段階でもちっとう潤っていればOKです。

⑯洗顔後何分以内につけるべき?

A:0分!
何分、ではありません。なるべく間をあけずに保湿するように心がけましょう。「落とす」ことと「保湿」することを別々にとらえるのではなく、洗顔→保湿は一連の流れと考えましょう。

⑰なぜお風呂上りすぐに化粧水をつけるの?

A:肌の水分が逃げやすい状態だから
お風呂上りは、顔の皮脂が流され肌が無防備な状態です。無防備な状態をつくらないように、すぐに保湿をしましょう。すぐに化粧水をつけられないなら、洗面台にスプレーやミスト状化粧水を常備して、出たらすぐつけて保湿のつなぎをするのもおすすめです。

スキンケアの基本は保湿です

敏感肌対策のスキンケアで最も重要なのは肌を乾燥させないための保湿です。乾燥した角質層に水分を浸透させるために化粧水の役割が重要になります。化粧水についてしっかりマスターし、潤い健康肌を目指しましょう。

敏感肌にさせない!スキンケアの常識Q&A【基本編】

敏感肌にさせない、健康で美しい肌を作るには毎日のスキンケアの積み重ねが大切です!スキンケアの基礎問題【基本編】にあなたはいくつ答えられますか?知らないとマズイ!今さら聞けないスキンケアの基本知識をおさらいしましょう。

スキンケアの基本

今さら人に聞けないスキンケアの基本知識を、いっきに総ざらいしましょう。

①季節ごとにアイテムは変えるべき?

A:季節によって肌質が変わるならスキンケアも替えるべき!
届になるとカサつく、夏になるとベタつくなど、季節によって肌状態が変わるのであれば、しっとりタイプやさつばりタイブなど使い分けるのがおすすめですが、肌状態が変わらないなら無理にスキンケアを替える必要はありません。

②スキンケアはライン使いすべき?

A:基本はしたほうがいい!
ラインは相乗効果まで考えられて作られているので、ライン使いをしたほうがより速く効果を感じられます。特に美容効果の目的がはっきりしたものは化粧水、乳液、クリームまで、基本のステップはすぺて揃えたほうがいいでしょう。

③化粧品の使用期限は?

A:ものによって違います!
敏感肌向けのものやオールインワンのものなど、製品によって異なります。いつもと違うにおいや質感、肌への刺激を感じたら、すぐに使用をやめましょう。

④肌に浸透するってどういうこと?

A:肌表面の角質層に潤いを与えるということ!
化粧品が浸透するのは肌表面の角質層までです。ここが潤っているかどうかで肌の透明感や質感が変わります。また、蓄えられる水分量にも限りがあります。

角質層とは
皮膚は表皮、真皮、皮下組織の3層で構成されていて、いちばん肌の表にある層の表皮はわずか0.1~0.3mm程度です。表皮自体もいくつかの層に分かれており、化粧品が浸透するのはもっとも上層の角質層のみです。

⑤お金をかけるべきアイテムは?

A:クレンジング剤か美容液!
クレンジング剤を替えるだけで肌の変化を実感するはずです。一度は替えてみる価値あります。最新技術を駆使した
美容液は未来の肌への投資だと思って奮発してもいいかもしれません。

⑥女の人にはスキンケアが必要なの?

A:宿命です!
男性ホルモンの影響で男性のほうが皮脂が出やすいのは事実ですが、男性も女性も肌の構造は同じです。女性はキレイでいたいという思いが強いのかもしれません。女性はキレイでいたいためにスキンケアをするのです。ズバリ宿命です。女性は手をかければかけるほどキレイになれるということを、生まれた時から知っているのです。

⑦スキンケアの正しい使用順序は?

A:基本は軽いものから重いものヘ
(ブースター・拭き取り化粧水) → 「化粧水」 → 「美容液」 → (アイセラム) → 「乳液」 → 収れん化粧水 → 「クリーム」 → (アイクリーム)

油分の少ないものから多いものの順番で使えば間違いありませんが、メーカーや製品によってはイレギュラーなものがあるので説明書をしっかりチェックして使いましょう。

⑧化粧品の種類が多いのはなぜ?

A:あらゆるニーズに応えるため
オールインワンなど、使う人のライフスタイルや好みに合わせて、あらゆる形状、用途の化粧品が作られています。どのアイテムを使うかは自分の肌状態と相談をして決めましょう。

⑨肌断食って本当にいいの?

A:自分の肌状態がわかります
肌に何も塗らずに無防備な状態で外出するのはおすすめできませんが、一晩何も塗らず翌朝の肌の状態を見て、どこが乾燥しやすくどこに皮脂が出やすいのか、自分の肌質を確認することで自分の肌の状態がわかります。

⑩値段と効果は比例するの??

A:そうとは限りません!
高い化粧品はそれだけ研究・開発費や材料費がかけられているということですが、低価格のものでも心地よく使えて効果を感じられたら、肌に合っているということです。、高いものをたまに使うのではなく、安くても毎日続けられることのほうがスキンケアにとっては大切です。

⑪どうして敏感肌になるの?

A:季節・環境・ホルモンバランスなど…
季節の変わり目などに肌がゆらぐのは、湿度や究温の変化はもちろん、環境の変化によるストレスやホルモンバランスの乱れなど、さまざまな原因があります。シャンプーのすすぎ残しや間違ったスキンケアなどにも注意が必要です。

⑫肌質はスキンケアで変わる?

A:かわりません!
乾した肌に潤いを与えたり、毛穴を一時的に引き締めて皮脂の分泌をコントロールすることはできても、化粧品で根本から肌質を変えることはできません。老化の速度をゆるやかにしたり、ゆらぎ肌を安定させたり、バランスをとることは可能です。

⑬年齢で使うアイテムを変えるべき?

A:変えたほうがよい
化粧品でいちばん大切なのは、天然の美容液ともいわれる皮脂膜いかにいい状態にキープするかです。年齢を重ねるごとに皮脂量が減少し、皮脂膜のバランスが崩れやすくな
るので、より油分の多い化粧品を使うようにしましょう。

⑭若い時から高価なものを使うと肌が甘えるって本当?

A:皮脂の分泌量が下がるかも
高価なものに限らず、オイルリッチな化粧品を使っていると、肌が自ら皮脂を出す必要がなくなり、皮脂分泌量が低下してしまうことがあります。化粧品hはできるだけシンプルにして、足りないものを補う程度にしましょう。

⑮いろんな成分の重ねづけで化学反応は起きませんか?

A:起きません!
化学変化が起きるのは成分レベルでの話です。化粧品として完成したもの同士で化学変化が起こることはありえません。化粧品同士の相性によってはカスのようなものが出ることはありますが、肌への影響はありません。

⑯ずっと同じものを使ていて肌が慣れない?

A:自分が慣れるだけ
肌が慣れるというわけではなく、感触や見た目にあなた自身が慣れるだけです。使い続けるうちに肌が慣れて効果力落ちるということはありません。

スキンケアの基本を知ることが大切

「基本的なスキンケア方法って?」「このやり方で正しいのかな?」など、ふとスキンケアを行う際、感じたことはありませんか?自宅で行うスキンケアには、手順ごとにそれぞれ基本の役割があり、きちんと理解して自分の肌に合わせた正しいスキンケアを行うことで、健康な肌を保つことができます。どんなことでも、まず「基本」をしっかりすることが、その道を極めることに繋がります。

季節の変わり目の「敏感肌」に症状別の究極スキンケア方法!

毎回、季節の変わり目になると「トラブル敏感肌」にお悩みの方必見!毎日のスキンケア方法を少し変えるだけで改善することができます!敏感肌の症状別の究極のスキンケア方法で、トラブルに負けない素肌をつくりましょう!

季節の変わり目に起こりやすい敏感肌

冬から春、夏から秋へ。なぜ、季節の変わり目に肌はトラプルを起こしやすいのでしょう?

春秋・・・アレルゲンが多い時、炎症が起こりやすい
夏・・・日焼けによるトラブル
冬・・・極度の乾燥によるトラブル

肌は外気の温度や湿度、大気の汚れや紫外線から体を守る、いわば境界線です。環境の変化に加え、花粉などのアレルゲンが増える季節の変わリ目は、肌がその変化に対応することができず、乾燥や炎症といったトラブル敏感肌を起こしてしまうのです。敏感肌の症状の段階別にスキンケア方法をお教えします。

初期症状のスキンケア方法

・いつもよりつっぱる
・表面がケバ立っている
・表面が粉をふいた状態に

トラブル敏感肌の初期症状は乾燥です。洗顔後、肌がつっばったり、肌表面がケパ立っていたら要注意です。肌の水分保持機能と皮脂分泌量が低下し、肌内部の水分が蒸発しやすくなっているので、いつものケアを続けていると、ますます肌は乾いてしまいます。まずは、保湿ケアを徹底することが必要です。普段使っている化粧品をたっぷり使い、水分、油分をきちんと与えて肌パリア機能を強化しましょう。これで、肌の乾燥は徐々に改善していくはずです。

敏感肌改善スキンケア:保湿を強化

水分保持能力が低い日本人の肌には「保湿」が必要!

化粧水には角層を柔軟にし、水分を補給する役割があります。角層の柔軟性が上がると、次に使う化粧品の浸透が高まり、キメも整ってきます。さらに、表皮の薄い日本人は水分保持能力が低いため、化粧水で水分を補給することは必須です。化粧水だけで水分保持能力が上がるわけではありませんが、乾燥対策と健やかな肌を保っために有効です。また、清潔好きの日本人はさっぱり洗い上げることが大好きですが、肌の保湿因子は洗顔によって流出しやすく、それを補うためにも化粧水は必要なのです。スキンケアには肌を健やかにすることに加え、嗜好品の一面もあります。化粧水をつけたときに「心地いい」と感じることは、肌がいい状態になっている証拠です。化粧水の心地よさを味わいながらお手入れをしてみてください。

化粧水をつける意味

化粧品の中で、いちばん分子量が小さい化粧水は肌に浸透しやすく、角層を水分で満たしてくれます。角層が潤うと、キメが整い、キレイな肌に見える効果もあります。

コットンは刺激になりやすい!?
化粧水をコットンでつけると、顔全体に均ーにつけられる反面、肌をこすってしまい、刺激になることもあります。コットンにたっぷり化粧水を含ませ、肌をなでるように優しくつけられればよいのですが、この力加減が難しいもの。摩擦というリスクを考えると、手でつけたほうが無難です。また、手でつける場合も、肌を動かさないように気をつけて。最後に、ハンドプレスをして、化粧水をしつかり入れ込むようにしましょう。

化粧水の選び方

・保湿成分に注目して選ぶ
・トロミ系かシャバシャバ系か、テクスチャーで選ぶ
・肌質タイプで選ぶ

水分保持能力が低い日本人の肌には水分を補給することが大切なので、化粧水は保湿成分を重視して選びましょう。セラミドやヒアルロン酸など、さまざまな成分がありますが、その特徴は下記で紹介します。テクスチャーは好みで選んでOK。トロミ系は手でつけやすく、肌をしつとりさせる効果が高い。シャバシャバ系はさっばりした感触が好きな人は気持ちよく使えるはず。また、ニキピや毛穴が気になる人は、ビタミンC配合の化粧水がオススメです。

コットンマスクってホントに効果あるの?
コットンマスクは肌を密閉するので、化粧水の浸透率がアップします。でも、肌にのせている時間が長いとコットンが乾いて、せっかく浸透させた水分がコットンに戻ってしまいます。コットンマスクは3~4分くらいにとどめましょう。

中期症状のスキンケア方法

・部分的に赤みが出る
・部分的にかゆみがでる

トラブル敏感肌で、さらに肌が弱ってくるとターンオーパーが早くなり、角層に未熟な細胞が並んでしまうようになります。すると、肌は外的刺激から守ることができず、赤みやかゆみといった炎症を起こします。炎症を起こしている部位は刺激を受けやすくなっているので、ワセリンなどで皮脂膜を強化し、肌を守ることが必要です。しっかり、洗顔で汚れを落として、化粧水での保湿、油分で水分の流出を防ぐことが重要です。メイクもルースパウダーとポイントメイクだけにし、クレンジングを控えましょう。

敏感肌改善スキンケア:洗顔を見直して

洗顔は毎日、朝晩使うものだから正しく選んで使いたい。

洗顔の役割とは、剥離した角質、皮脂や汗、ほこりや大気中の汚染物質などを洗い流すことです。寝ている間に汗をかいたりほこりなどが付着したりするので、朝も洗顔料で顔を洗い、清潔な状態に整える必要があります。この洗顔料にもいろいろなタイプがあります。いちばんシンプルに作られているのが石けんタイプ。洗い上がりがすっきりするものが多く、表面積が大きいので泡立てやすいのが特徴です。いちばんメジャーなフォームタイプは、後肌がキュキュッとしたりしっとりしたり、洗い上がりはさまざまです。使いやすい形状のものを選び、実際に使ってみて洗顔後、つっぱるようなものは避けたほうがいいでしょう。乾燥しやすい肌質の人は、少し油膜が残るような、しっとりタイプがオススメ。

洗顔で汚れが落ちる仕組み

朝起きたときの肌は、キレイに見えても不要な角質や皮脂、枕の繊維やほこリがぎっしりついています。泡で汚れを包み込み、洗い流すと清潔な素肌になります。しっとりタイプの洗顔料の場合は、薄い油膜が残ります。洗顔は季節で変えるのがベストです。肌質は季節によって変わります。たとえば、夏の高温多湿の環境下では、乾燥肌の人でも皮脂量が増えてノーマルスキン寄りになるなど、外的環境によって皮脂の分泌量は左右されやすく、ペタついたり、乾燥したりを繰り返しているのです。だから、変化する肌質に合わせて洗顔料を替えるのがベストです。夏用、冬用など、シーズンごとに洗顔料を買い替えると、ゆらぎのない健康な肌をキープできます。

洗顔料の選び方

・肌質との相性で決める
・使い勝手のよさで選ぶ
・洗い上がりの状態を見て、洗浄力で選ぶ

毎日、朝晩のスキンケアで使用する洗顔料は、使い勝手のいい形状を選ぶのが大前提です。そのうえで、肌がつっばらないかなど、洗顔後の肌をチェックして、自分の肌に合った洗浄力かどうか見きわめましょう。部分的にペタついたりする混合肌の人は、朝起きたときの肌状態を見て、全体的に皮脂量が多いようだったらさっぱり洗い上がるタイプを、カサつきが目立つようならしっとり系を、と使い分けるといいですよ。

洗顔を肌への刺激の弱い順に紹介

石けんタイプ

シンプルな製法の石けんは、適度な洗浄力で、すっきり洗い上がるため、どんな肌質の人にも向いています。表面栢が大きいので泡立てやすく、きめ細かく弾力のある泡が作れます。刺激も少なく余分は皮脂を落としてくれます。どの肌質とも相性は良いです。

フォームタイプ

しっとりからさっばりまで、さまざまなタイプが揃っているので、洗い上がりの好みで選べます。乾燥肌向けのしっとり系のものは油分を含んでいるので、薄い油膜が肌に残り、洗顔後、肌が乾かないようになっています。さまざまなタイプがあるので、肌質に合わせて選ぶことができます

リキッドタイプ

石けんに近い製法のため、油分を残さずすっきり洗い上がります。中には合成界面活性剤のみで作られているものもあり、それらは肌への剌激が強いので、敏感肌の方は注意が必要です。扱いやすく、後肌すっきりするので、どの肌質ともほぼ相性は良いでしょう。

ムースタイプ

最初から泡で出てくるので、泡立てが苦手な人にオススメです。ポンプで空気を含ませ泡状にしているものは、もともと水分が多く、界面活性剤を多く含んでいるので刺激が強めになっているので、敏感肌の人は避けたいところです。

粉末(酵素)タイプ

粉末タイプは、酵素の力で汚れや余分な角質を落とすものが主流です。植物性の酵素は肌に優しいが、アミノ酸分解酵素などはピーリング効果があるので、使い続けると乾燥を助長することもあります。乾燥肌の方は避けましょう。

タオルで肌をゴシゴシ拭いてはいけません!
洗顔で汚れや過剰な皮脂を取り去った素肌は、守るものがなく、摩擦に弱くなっています。そんな、まっさらな肌をタオルでゴシゴシこするのは危険行為です。洗顔後、肌に残った水分は、タオルで顔を押さえるような感覚で、優しく拭き取るのが鉄則です。

重症の場合は

・化粧品がしみる
・赤みとかかゆみも改善しない

中期症状のケアを続けていても赤みやかゆみが改善されず、化粧品がしみるようになってしまったら、自己判断は危険です。ここまで肌が弱ってしまうと、自力でバリア機能を構築するのは難しいので、早めにクリニックに行って診断してもらいましょう。クリニックでは症状に応じて、ステロイド剤や抗ヒスタミン薬、抗アレルギー薬などを処方してくれます。重度の肌荒れは薬の力に頼って、健康な肌を早く取リ戻すことも大切です。

季節の変わり目は、事前にバリア機能を高めておく

季節の変わり目のトラブル敏感肌にならないためにも、事前にバリア機能を高めるケアをしておくことが重要です。肌バリア機能を高める、基本のスキンケア方法は、セラミドやヒアルロン酸など保湿成分配合の化粧品で水分保持能力を高めつつ、油分がたっぷり入った乳液・クリームで皮脂膜を強化することです。また、夏の日焼けには、まずは冷やすて炎症を悪化させないことが大事です。冷蔵庫で冷やしたビタミンC入りの化粧水などで肌を冷却して炎症を抑え、体の中からも抗炎症作用のあるビタミンC のサプリなどを摂りましょう。素早い対応で炎症を長引かせないことも大切です。毎年、季節の変わり目にトラブル敏感肌になりやすい方は、日常のスキンケアや食生活などで、しっかりと肌のバリア機能を高めておくことが重要にります。